出発地点
「ドカーンといきたいですね、ドラマで」
そう話す彼を見たときから、あなたの夢がわたしの夢になっていった。
松島聡くん「世にも奇妙な物語」出演決定おめでとうございます!拍手〜〜!
はじめてのお芝居だね、松島聡じゃない「誰か」を演じる日がきたんだね。
朝に情報が解禁されてからこれは夢なんじゃないかって思っています。だって、ずっと、ずっと待っていたんだから。嬉しいね。幸せだね。本当に嬉しいです。
まだ実感がなくてどんどん流れてくる情報を受け止めることに必死なんですけど、聡くん初めてのドラマ出演に対して思うことを少しだけ書きたいと思います。
「他4人がドラマに出演しているからとかじゃなくて、今までメンバーが出てたドラマとかも拝見させてもらってたんで、そういう色々な要素を取り入れた上で、"松島聡"というのはどういった演技が出来るのかっていうのを、自分でも勉強しつつファンの方や一般の方に見て頂きたいと思っていて」
(2014 Road to Dream)
「今の夢は?」という質問に「ドラマに出演させて頂きたいですね」と答えてくれた16歳の聡くん。わたしはこの言葉を聞いたときから、はっきりと聡くんのドラマ出演を意識するようになりました。
まだ16歳。劣等感や悔しい思いもあっただろうに、それでも物事を冷静に捉えて、まっすぐ前を見て、周りのいいところを全部を吸収して、自分のものにしてやろう!と。高校生なのにこんな大人な考えを持つことが出来る聡くんって凄いなあ。改めて、聡くんの貪欲でひたぬきで前向きなその姿勢が素敵だなあと思いました。
「他4人がドラマに出演しているからではなく」 と前置きした上で、「色々な要素を取り入れた上で松島聡というのはどういった演技が出来るのかを見て欲しい」と話してくれたことは、当たり前じゃないんですよね。
すごくすごく聡くんらしい言葉だけど、この裏ではきっとたくさん悩んで、苦しんだんじゃないかなあ。いっぱい悩んでいっぱい考えて出した答えがこの言葉なんじゃないかなって思います。
周りのメンバーの演技はもちろん、他のジャニーズの先輩方からもいっぱい吸収して、自分でたくさん勉強して、みせてくれる演技。楽しみで仕方ありません。16歳の今の夢が、19歳になった今、叶うんだね。
こうして決まったから今だからこそ言える話。
正直、10代の間に聡くんが演技をしている姿を見ることは出来ないかも知れないと思っている自分がいました。
この感情に上手く当てはまる言葉が見つからないんですけど、諦めたくて嫌になってそう思ったんじゃなくて、春も、夏もないなら、もうないんじゃないかって。夏を過ぎたあたりから「10代の間にドラマに出演してほしい」と口に出すのも躊躇してしまって。そんな自分が悔しくて、すごく悲しかったです。
だって、聡くん自身がドラマに出演したいと言ってくれていたから。ずっと言い続けてくれたのを知っているから。その姿をこの目で見てきているから。
わたしも同じ気持ちだったから。
他のメンバーがドラマや映画に出演しているのを見たり、ファンの方がそれを嬉しそうに喜んでいる姿を見て、もちろん羨ましくなかったと言えば嘘になるけど、ただ純粋に聡くんが演技をしている姿を見たかった。
聡くんが松島聡じゃない別の誰かを演じて、メンバーじゃない別の誰かの隣に立って、共演者の方とたくさんのスタッフさんに囲まれて、ひとつの物語を作っていって、それをたくさんのひとが見てくれて。そんなことを夢に見ていました。
それが、まさか聡くんのお誕生日の1ヶ月前に見れるなんて、思ってもいなかったよ。聡くんがずっと夢だって言ってくれていたことが叶ったよ。聡くんの夢が、わたしの夢が叶ったよ!
「やっと」「ようやく」と表したくなるけどオモイデリュック読んだらなんか違うなって思いました。どれだけ時間がかかってもいい、どれだけ遠回りをしてもいい。聡くんが夢を叶える瞬間に立ち会えたことがすごく嬉しいです。この気持ちをこれから先もずっと大切にぎゅっとしたいなあ。
ドカーンといこうね、このドラマで!
10月14日、松島聡くん俳優デビューまであと少し。
十代最後の夏
聡くんの19歳の夏が終わってしまいました。
STAGEコンでも「今年20歳になります」って言ってくれていたし、今回のライブでも「10代ラストなんですよ〜!」って話してくれていた聡くん。わたしだけでなく聡くん自身もそのことを大事にしていて、今年が10代ラストであることを自覚していて、その上でキラキラアイドルとして立ってくれているんだなって思いました。
一度きりの人生、一度きりの19歳の夏。
聡くんがわたしたちにくれたのは、たくさんの愛と笑顔とメッセージ。誰よりも10代ラストを大事にしている聡くんが19歳の夏、わたしたちに見せたいものがこれなんだって思ったら涙が止まらなかったです。
影絵のお話も、マリちゃんが歌詞を考えて歌ってくれた『そばにいるよ』も、本編最後のお話も、本当に大好きで大切にしていきたい言葉ばかりだったのですが、だからこそ聡くんとマリちゃんから受け取ったメッセージをわたしの記憶だけで、ニュアンスで残すのは少し抵抗があったので、曲や歌詞を元に感想を書いていこうと思います。どの演出も曲も大好きなのですがまとまらないのでいくつか抜粋して書こうと思います。
◇Mermaid
聡くんの名前『So』がたくさん散りばめられたこの曲。聡くんのためだけに作られた曲なんだなぁと思うと、胸にぐっとくるものがありました。このタイトルだけでオタクによる妄想が繰り広げられていたけど、失恋ソングだとばかり思っていたわたしにとっては、いい意味で期待を裏切られた感覚でした。
去年より すこし大人びて
太陽よりきらめく 君が眩しくて
残念ながらわたしは18歳の聡くんの夏を見ることは出来なかったけど、それでも聡くんは去年の夏より大人になっていると確信しました。太陽よりきらめいた、眩しいくらいきらきらと輝く聡くんを見て、この歌詞はあなたのことを言っているんじゃ……?と何度思ったことか。
「息継ぎさえうまく出来ない」「夏の恋泳いでいたい」と所々に海を連想させるワードが入っていたり、間奏で海のなかを泳いでいるかのようなフリがあったりして、まさにマーメイドのようにかわいくてお気に入りでした。19歳のMermaid、とってもかわいくて綺麗だったよ、聡くん。
◇KAGUYA〜Hurry up!
いつかNEWS担兼JUMP担の聡くんならやってくれると思っていたけど、わたしの想像と期待をはるかに超えていきました。しんどいランキング上位にランクインした歌詞を抜粋します
風の噂に聞くほどの 月のように美しい人
悲しげなその瞳に恋してる ノンフィクション
消える未来とわかっても 心も心ならず
あなたが僕を弱くするんだ
目と目が合ったらもう (That's right)
君は恋に落ちてる (You're mine)
僕の声は呪文さ (君は) 他は見えなくなる (逃げ出せない)
さぁ どうする?
聡くんのその悲しげな瞳に恋してしまったし、あなたの声は呪文だし、蜘蛛の糸で縛られたように逃げ出せないし、わたしはどうしたらいいですか?(頭抱え)
あの衣装を着るのはこの2曲だけなんですよね…
月のように綺麗で美しくて、儚くて、消えてしまいそうで、でもはっとするような、そんな美しさと儚さを持ったKAGUYA島くん。あの数分だけしか存在しないのが、まるで幻でも見ているかのようで…Hurry up!のあと階段を上って客席を見てニヤッと笑ってあと、スッと消えていくのがKAGUYA島くんの儚さをより際立たせていて、胸が苦しかったです。
◇Knock!Knock!!Knock!!!〜風をきって
ファーストコン、アリーナコン、サマリーを観てきた身としては、この曲をあの場で歌ってくれたことが本当に嬉しかったです。しかもモニターに5年前の映像が流れるなんて、懐古厨を泣かせる演出…入らせて頂いた2公演中2公演とも泣いてしまいました。
また落ち込んでも ビビってても いいんじゃない
さあ こんなときはガッチリと 手をつなごう
そう、僕らしか 見れない そんな夢を
仲間とはずっと探していたい
こんなにさ 僕ら迷いやすいや
じょうずに まっすぐ まだいかないや
未来を見つけにさあ、いこう
不安でいっぱいで目まぐるしく変わる環境に付いていくことに必死で、じょうずにまっすぐまだいかなかった5年前。
いろんな経験を経てメンバーとの結束力も強くなりグループとしても個人としても成長した5年後、僕らしか見れない夢、ずっと探し続けて見つけた未来。
『We're Sexy Zone』
それは、聡くんとマリちゃんがSexy Zoneのメンバーとしていることでした。
聡くんとマリちゃん2人だけのライブでありながら、Sexy Zoneの松島聡として、Sexy Zoneのマリウス葉として、ステージに立ってくれているんだと思ったら、より一層Sexy Zoneのことが好きになったし、2人はこれから先もずっとSexy Zoneとして生きていくんだという覚悟を感じました。2人からのメッセージ、ちゃんと受け取ったよ。
ダメなところくらい わかってる
すぐに あきらめた目で 見ないでよ
ひとつひとつ できることを
繋いでゆけば
汗も傷も 涙さえも 終わらない 夢になる
「流した汗は嘘をつかない」という言葉が好きだと教えてくれた聡くん。聡くんが自分に出来ることはなにかを考えた結果、メンバーが出演している舞台を観にいく、大きな会場と小さな会場を見比べて客席からの見え方、ステージでの魅せ方を知る、何回もライブに足を運ぶ、ボイストレーニングをする。ひとつひとつ自分が出来る限りの努力をしてきた聡くん。
そのなかで、もしかしたら傷つくことのほうが多かったかもしれません。
でも、そのひとつひとつが"終わらない夢"になるということを、踏み出した一歩から道が出来ることを、聡くんが証明してくれました。汗を流したり傷ついたり涙を流したり、それをひとつひとつ繋いでいった先にあった終わらない夢が"今"なんだって思ったら、泣かずにはいられませんでした。
アンコール後、聡くんが見えなくなった瞬間、涙がどばーって溢れてしまって。聡くんの10代の夏が終わってしまったことが寂しくて寂しくて仕方なかったです。
でも「今日僕たちが会えたのは運命じゃありません。愛です!!僕たちは会いに来ました!」なんて言ってくれるんだもん。ズルいよ。
10代ラストのこの夏、きっと特別な思い入れがあるんじゃないかな?
「永遠にSexy Zoneの松島聡です」と言ってくれたこと、「We're Sexy Zone」と歌ってくれたこと。一生忘れません。もしかしたら、このコンサートは一度きりの人生をキラキラアイドル松島聡として生きていくという決意表明だったのかもしれないね。
きっと、グッズの制作、打ち合わせ、リハーサル。ずーっとライブのことについて考えていた夏だったと思います。10代ラストの夏をわたしたちにくれてありがとう。
わたしはこの記事を書き終えたら、聡くんの10代ラストの夏にちゃんとお別れしようと思います。
Mermaidの最後のフレーズ。
この季節 永遠にしよう So 絶対幸せにするから
この季節を永遠にする、絶対幸せにするからって約束してくれたから。わたしはその約束を守ってくれるって信じているからね。
聡くん、あなたが大好きです。あなたのことを愛しています。何回でも何十回でも言うよ、10代ラスト、19歳の夏をわたしたちにくれてありがとう!
So What? YOLO!(だからなに?人生は一度きり!)
涙の水風船
STAGEツアーから1ヶ月後、聡くんとマリちゃんが「ライブトーク」をテーマに話してくれたこと。テキストを読んだあとこんな幸せな気持ちになるのは初めてだったし、その感覚は消えていくどころか、むしろ濃くはっきりとしたものになっていて。
発売されてからだいぶ時間が経ってしまったけど、この気持ちを忘れないためにも書こうと思います。
聡くんの涙についてはこの記事でほとんど書いてしまったけど、こうして聡くんの口から聞けたことがものすごく嬉しかったです。言葉ひとつひとつからうれしい!たのしい!しあわせ!という気持ちがびしびしと伝わってきて。テキストを読みながら、嬉しそうにニコニコと話してくれる聡くんの顔が浮かぶなんて、はじめての経験だったかもしれません。
それくらい愛に溢れた暖かくて優しい場所だったからこそ、緊張の糸がぷつんと切れて涙を流すことができたんじゃないかな。
そんな今回のツアー、そのオーラスで流した涙のワケについて話してくれたこと。全文載せたいくらい大好きなのですが、特にわたしの好きな部分を抜粋したいと思います。
以下、ザテレビジョン6月9日号より。
「僕は泣き虫だけど、いつもは泣かない聡ちゃんも泣いてて。」
どんなときもシンメとして聡くんの隣にいてくれるマリちゃんが「いつもは泣かない」と言ってくれたこと。これはわたしの勝手な想像ですが、マリちゃんの言う"いつも"は、ファンの前だけに限らずどこでもそうなんじゃないかって思ってしまって。もしかしたら、メンバーの前でも笑顔でいることのほうが多かったのかもしれない。もしかしたら、メンバーの前でもあまり涙を流すことはなかったのかもしれない。そんな深読みをしてしまいました。
「みんなの前で泣いたのは、これで2回目。最初はデビューのときの握手会で。そこからは"泣かない"って決めてたの。でも、涙の水風船はパンパンになってたんだよね」
「"泣かない"って決めてたの」という言葉のおかげで、これまで聡くんが堪えてきた涙の答え合わせが出来たような気がします。顔を歪ませて必死に堪えたり、顔を見せまいとぐいと後ろを向いたり。今まで泣かなかった訳でも、泣けなかった訳でもなく、ファンには見せないと決めてたからなんだなぁと。それをあのオーラスまでずっと貫き通してきたなんて、どこまで強くて完璧なアイドルなんだろう。
あと「涙の水風船はパンパンになってたんだよね」という言葉。うまく言えないけど聡くんのなかに、ちゃんと涙の水風船があったことに安心した自分がいて。ずっと笑顔でいてくれた聡くんはもう笑顔でいることしかできないんじゃないかって不安だったから。あれから一度も聞かなかった弱音をようやく聞けた気がして、ずっと心のどこかで引っかかっていたものが、すーっと消えていきました。
「泣きそうになったことはこれまでもあったよ。でも、悲しくてツラくて泣いたって思われるのは絶対嫌で。でも、オーラスのあの瞬間、いろんなことがフラッシュバックしちゃったんだ」
悲しくてツラくて泣いたって思われるのは絶対嫌だから、ファンの前では涙を見せないと決めていた聡くん。「絶対」と強調しているところに聡くんのプロ意識や、アイドルとしての覚悟みたいなのを感じてしまって。その「絶対」を守るために、どんなに悲しくてツラくても涙を堪えてきたんだなぁと思うと胸がぎゅっと痛くなりました。
「今、ステージに立ててることが本当にうれしくて。うれし泣きしちゃったよ。これからの可能性が見えた日だったから。これから俺ら5人でやっていけるんだって」
でも、あの日、聡くんが涙を流せたのは悲しくてツラかったからではなく、うれしかったからで。
「今、ステージに立ててることが本当にうれしくて」と言ってくれる聡くん。「今、この場所で歌えるなんて」と歌ってくれるマリちゃん。
ステージに立つことが大好きな聡くんとマリちゃんがこうしてファンに伝えてくれること。ステージに立てる今を大事にしてくれる聡くんとマリちゃんが大好きだよ。
聡くんが涙を見せてくれたことばかり切り取ってしまっていますが、まず前提としてあの愛がたくさん詰まったSTAGEという場所だったからこそ、聡くんが安心してうれしくて泣けたんだと思います。
そんな幸せいっぱいの時間を一緒に過ごせたことが幸せすぎて、聡くんがようやく涙を見せてくれたことが嬉しすぎて、今回のライブに入れたことが最高すぎて、わたしのすべても崩壊してたよ。
次、聡くんの涙が見れるのはいつなんだろう。
これはわたしの勝手な想像だけど、悲しくてツラい涙はこれからもファンの前では見せてくれない気がしていて。全部見せてほしいなんて言わないから、せめてメンバーの前では弱さも見せれたらいいなって思います。
傷口に塩を塗るような思いをしてまで人一倍頑張る聡くんはとても素敵だし、強がって頑張りすぎちゃう聡くんも大好きだけど、頑張り屋さんな聡くんがほっとできる場所があれば、それがSexy Zoneならば、わたしは安心して応援できるから。
どんなときも笑顔を見せてくれて、眩しいくらい明るくて、誰よりもまっすぐで、キラキラアイドルでいてくれる聡くんが大好きです。それは今も昔もずっと変わりません。
でも、溢れる感情を我慢することなく表に出して涙を零す聡くんは、どこか儚くて、とても綺麗でした。わたしの大好きな聡くんでした。
もし、またもう一度、ファンの前で聡くんの涙の水風船が割れるときがきたら、悲しい涙じゃなくてうれしい涙を流せたらいいなぁなんて思っています。
遅くなりましたがSTAGEツアーお疲れさまでした。次のSTAGE、たくさんの笑顔と愛に溢れる場所となりますように。
王子禁止と王子解禁
心が叫びたがってるんだ。を観てきました。
書きたいことは山ほどあるのですが、坂上拓実くんについて自分が感じたことを早く文字に起こしたくて。まだざっくりとしかまとまっていないけど、この気持ちを忘れないうちに、書こうと思います。
※ネタバレも含みます
健人くんが「王子様出ちゃってる!抑えて!隠して!」と言われるエピソードが好きなんですけど
坂上拓実くんは、100%中島健人ではなくて、その中間というか。
健人くんと重ねてしまうシーンもあれば、そうでないシーンもあって。勝利くんのドラマ、49の「僕であり、僕じゃない」という言葉がぴったりなのかなぁと思いました。
健人くんなら内緒にしておくであろうことも言っちゃうのが拓実くんらしくて、それもなんだかいい気がして。拓実くんが順ちゃんにかけてあげる言葉がとても素敵で。笑顔が優しくて少し切なくて胸がぎゅっとなって。
気付いたら、坂上拓実くんのことを好きになっていました。
映画のなかで、健人くんは坂上拓実として、拓実くんとして、拓ちゃんとして、そこにいました。
でも、最後のクライマックスシーン。
クラスメイトたちが作った王子様衣装に身を包んだ拓実くんが映った瞬間、ハッとしました。
それは坂上拓実ではなく、中島健人だったから。
びっくりするくらいきらきらしていて、とにかくかっこよくて、まさに王子様のようで。指先まで意識されたダンス、順ちゃんのことを優しく見つめる目、客席をまっすぐ見る凛々しい表情。
もう衝撃的でした。あぁ、これが健人くんだって、私が大好きな中島健人くんだって、そう思いました。
拓実くんが順ちゃんの手をとってエスコートしながら2人で踊りながら歌う「玉子の中にはなにがある」
順ちゃんと拓実くんの周りにだんだん人が集まってきてクラスメイト全員で歌う「心が叫びだす〜あなたの名前呼ぶよ」
歌ったり踊ったり、順ちゃんに跪く姿は王子様そのもので。王子様衣装に身を包んで、髪を耳にかけて髪型をばっちり決めている拓実くんは、私の知っている健人くんでした。
それまで普通の高校生だった拓実くんは、そこにはいませんでした。
王子様が拓実くんではなく健人くんであることに少し戸惑ったのですが、「ここはケンティでいてくれ」と監督からの指示があったと聞いて、腑に落ちたというか、すんなり受け止めることが出来ました。
あと、監督が言ってくれた「王子禁止と王子解禁の2つあります」という言葉、すごく大切にしたいなぁと思っていて。
ミュージカルシーンで、王子様として歌ったり踊ったりする拓実くんを見て、これは健人くんだって、思うと同時に、健人くんって凄いなって思ったんです。
拓実くんを通して、ありのままの自然体の着飾らない健人くんを見ることが出来たからこそ、いつも見ている健人くんのアイドルとしての覚悟や決意を改めて知れた気がして。
ケンティ!隠しきれてないよ!隠して!と心配になっちゃうこともかわいくて愛おしかったけど、こうして中島健人でいることを許される時間があることが、すごくうれしくて。
もちろん健人くんじゃない別の誰かを演じるのが大好きだけど、私が一番好きなのはアイドルの健人くんだから。健人くんがアイドルでいてくれていることも、そんな健人くんが好きな自分も、あのシーンによって肯定してもらえたような気がしました。それがとってもうれしかった。
王子を禁止されて普通の高校生として拓実くんを演じていた健人くんが、王子を解禁してケンティでいることを許されたあの時間は私のなかで特別でした。
「王子様出ちゃってるよ!抑えて!隠して!」って言われちゃう健人くんが好き。でも「ケンティでいてくれ」って言われる健人くんはもっと好き。
あなたに教えられた とても美しい この世界
この世界を抱きしめるよ
ぜんぶ まるごと 抱きしめるよ
坂上拓実くんが教えてくれた世界も、中島健人くんが教えてくれた世界も、ぜんぶまるごと抱きしめたい。
こんな素敵な作品に出会えたことにSTY!
聡くんの笑顔と涙
私が聡くんのことを好きになってはじめて、聡くんがファンの前で泣いてくれました。
聡くんはこんなことをファンに書かれるのは嬉しくないかも知れないけど、今の自分の気持ちを忘れたくないし大切にしたいから書きます。ごめんね。
今日は5周年を記念して5人で5都市を回ったツアーの最終日でした。
今日の最後の挨拶で「このツアーで『笑顔』というワードを何度か出してきました。笑顔でいられることって素敵なことだと思います。これからもその素敵な笑顔を見せてください♡」と言ってくれました。
ツアーの最後の挨拶で聡くんはいつも『 笑顔』『笑うこと』について話してくれていました。聡くんが泣くことは一度もありませんでした。
聡くんがファンの笑顔は素敵だ、そのかわいらしい笑顔を見せてほしい、僕の元気の源だと言ってくれるたび、私は勇気をもらえます。
私の中で聡くんが素敵だ、かわいらしいと言ってくれるのは甘い言葉という枠ではなくて、勇気づけるための材料であって、頑張れって背中を押してもらうための言葉のひとつなんです。
聡くんが素敵だって言ってくれるならそれだけで頑張れちゃう気がしたり、聡くんに素敵だって思ってもらえるならそれでいいんじゃないかって思ったりもして。バカみたいだけど本当にそう思えるんです。
私がその言葉を聞いて勇気をもらって涙を流しているとき、聡くんはそんなファンの泣き顔を見ながら、優しく笑うんです。声をあげながら泣いている子供を慰めるように優しい声で、きらきらな笑顔で笑いかけてくれるんです。
私はそんな聡くんの笑顔が大好きで、大好きで仕方なくて、本当に好きで、この笑顔が見れるならなんだって頑張ろうって思えました。
ただ、そんな聡くんを見て心のどこかでは「いつになったら、この人は泣けるときがくるんだろう」と考えている自分がいました。
聡くんはいつもきらきらな笑顔で私たちを幸せにしてくれます。
無理して笑っているんだろうなって聡くんの笑顔から感じたことは本当に一度もなくて。どんなときも、いつでも、きらきらな笑顔を見せてくれる聡くんが大好きでした。
子供みたいに大きな口をあけて笑う聡くんも、かわいらしいアイドルスマイルを見せてくれる聡くんも、ふにゃんと優しく笑いかけてくれる聡くんも全部好きです。
聡くんが(。^∪^)にこーーーー✨と笑う姿が一番好きです。
でも、その笑顔を見せてくれる裏では悲しいことがあって、それを見せないために無理しているんだろうなって感じてしまうのは厳しい現実を知っているからで。
無理して隠そうと必死で強がっているんだろうなぁって考えてしまうのは嫌だったけど、でも聡くんの笑顔を見て素直に「かわいい!好き!」って思えない時期もありました。
そんな時期も聡くんはファンの前ではずっと笑顔を見せてくれました。そんな厳しい現実なんかも一切感じさせない、強く凛々しい笑顔を。
だからこそ、聡くんには強がらず弱さを見せて思いきり泣ける場所があればいいな、なんて思っていました。
でも、今回のツアーの聡くんの最後の挨拶を聞くたび、挨拶のときいつも笑っている聡くんの顔を見るたび、もし今回のツアーの最後の最後まで泣かなかったらこの人はずっと泣かないんじゃないかって、そんな風に感じている自分がいて。
そして今日の最後の挨拶でも泣くことがなかった聡くんに、この人はここでも泣かないんだ、この人はいつ泣くんだろうと少し不安にもなりました。
健人くん、マリちゃん、聡くん、勝利くん、風磨くんそれぞれの最後の挨拶が終わって、会場中が涙に包まれるなかはじまるSTAGE。
「その声 聴かせて」という5人からの合図でファンが歌うパート。ファンが5人とともに未知を歩いていくと赤い薔薇に誓ったあと、聡くんがカメラに抜かれました。聡くんが目を真っ赤にして泣いていました。
その聡くんを見た瞬間、全身に力が入らなくて立っていられなくて思わずしゃがみこみそうになってしまって。聡くんが泣いていると分かってから、もうなんとも言えない、言葉で言い表せない感情が溢れ出てきて。
いつの間にか聡くんの横に風磨くんがいて、気付けば聡くんの周りには4人がいて。マリちゃんも泣いてて、勝利くんも泣きそうになっていて、でもふまけんは笑顔で。
もう本当に嬉しかった。聡くんが泣けたことが本当に嬉しかった。
あんなにいつも泣くのを必死で堪えていた聡くんが、我慢する素振りもなく、感情を表に出して、目を真っ赤にして顔をくしゃくしゃにして泣いているんです。
私が5年間応援してきてはじめてみた聡くんの涙でした。
デビューしてから今日まで。
聡くんはグループになって笑顔が増えたと言ってくれるけど、本当はその裏ではメンバーにも見せてないなかで流した涙もきっとあるはずで。
不安や悩みごとを一人で抱え込んでいる(ように感じてしまう)聡くんに、誰か弱音を見せられたらいいなと思っていて。
やっと今日そんな願いが叶いました。聡くんの弱さをようやく見ることが出来ました。メンバーの前で、ファンの前で、聡くんが泣けてよかった。
そして今日、私は聡くんと約束しました。
「小指を出してください」と言ってくれて「約束します」と曇りのない私が大好きな、きらきらな笑顔で言ってくれて。
笑顔でいてくれた聡くんがこうして泣ける場所なら、5年間ためてきた思いを出せる場所があるなら、それがSexy Zoneなら、絶対その約束を守れるんじゃないかって、そう思います。
泣いて、笑って、私たちからの愛を届けるよ。
赤い薔薇に誓う、その棘が刺さろうとも、歩いてく、聡くんと、5人とその未知を。
もう少し ゆっくり歩きはじめよう
「ひとりぼっちの夜空に」について書いてみました。ただの自己満。この曲が好きな理由を考えてみた。歌詞を分析したり考察するのはあまり得意な方じゃないんで、温かい目で読んでいただけると嬉しいです…
どこまでも広い空 星はあふれてるのに
泣きたくなるのは どうしてなのかな
勝利くんの歌い出しから始まるこの曲。最初の歌い出しを聴くたび、優しくてふんわりとした勝利くんの声が不安をそっと包み込んでくれるような、そんな気がします。どうしてだろうじゃなくて、なのかな、で終わるところに勝利くんらしさが出てる。勝利くんの声を聴くと安心して開始15秒で泣きそうになります。
どこかへ行きたいけど そこがよくわからない
まるい月がぼんやり浮かんでる
こういうのって悩んでいるときに考えがちなことで。自分が抱えている不安や悩みごとを忘れて遠いどこかへ行ってしまいたいけど、目的もない。だから何もせずただ月を眺めている、という。ここめちゃくちゃ共感したポイントでした。
また心のポケット 少し重たくなった
この「心のポケット」という表現がとても健人くんらしくて。気持ちに余裕がなくて焦っていたり、嫌なことがあって落ち込んでいる自分を「心のポケットが重たくなった」って、こんな優しい日本語あります?ここを健人くんの歌割りにした人、天才。
天気が悪いことを空の機嫌が悪いねってナチュラルに言っちゃうし、生放送の歌番組でお年玉の金額の話になったときには生々しい金額を出さずに大人な額と子供な額とさらっと言い表わせる健人くんが歌う、ここのパートが大好きです。
いろんな思い出のかけらを
ひとつひとつ この空に返そう
びっくりするくらい風磨くんの歌い方が優しくて甘くていつも新鮮に驚きます。イヤホンから聴こえる風磨くんの声が心にじわぁ〜っと広がる感じ。個人的には「ひとぉ〜つ、ひ〜とぉ〜つ」の歌い方が好きです。特に2回目でひぃ〜って伸ばすところ!
Bye Bye Yesterday
Bye Bye 微笑んで
だんだん明日が 見えてくるかも知れない
ひとりぼっちの夜空に
涙こぼれたら
もう少し ゆっくり
歩きはじめよう
幸せってなんだろう 悲しみってなんだろういつも風は吹き抜けてゆくだけ
また心のスイッチ うまく押せなくなった
背伸びした言葉のかけらは
ひとつひとつ この空に 仕舞おう
漢字が弱いのであまり深く触れられないんですが「仕舞おう」って、ひらがなでも他の漢字でも良かったと思うんです。
しまうでも、終うでも、了うでもないのは、
"Sexy Zone5人が歌うからこそ"
なんじゃないかなって思っていて。終わりでも完了でもなく「舞う」って、5人にぴったりの言葉じゃないですか?しまうけど、舞うんですよ!終わりにも、完了にもしないんです。悲しいことも悔しいことも終わりにせず、それを糧にして堂々とステージに立つ5人そのものな気がして。
勝手な想像をするにもほどがあるし、自分でも都合よく解釈しすぎだと思うし、特になんの意味もないって言われたらそれまでなんですけど(笑)ここは本当に自信ないのであまりつっこまないでください…作詞された方の本当の意図は分かりませんが、5人らしいな〜〜と思ったポイントでした!
Bye Bye Yesterday
Bye Bye 手を振って
案外 明日はそばにあるかもしれない
ひとりぼっちの夜空に
涙あずけたら
もう少し ゆっくり
歩きはじめよう
一番では「涙こぼれたら」だったのに二番は「涙あずけたら」なんですよ!
いまはまだ なにもない
道にいつか 朝がくる
曲名の「ひとりぼっちの夜空に」と「いつか朝がくる」が繋がることに気付いたとき、胸にぐっっときました。
真っ暗なひとりぼっちの夜だとしても、明るい日が差し込む朝がくる。「心のポケットが重たくなったり心のスイッチがうまく押せなくても大丈夫、昨日とは違う明日が待ってるよ!」って言ってくれているような。
しかもここのパートを歌うのが勝利くん!一番では「泣きたくなるのはどうしてなのかな」と弱気だった彼が「いつか朝がくる」って言ってくれるんです。これはもう泣くしかない。
だったら
だったら
Bye Bye Yesterday
Bye Bye 微笑んで
だんだん明日が 見えてくるかもしれない
ひとりぼっちの夜空に
涙こぼれても
もう少し ゆっくり
歩きはじめよう
勝利→聡→マリ→健人→風磨って順番が最高すぎるし、そこから5人の歌声が合わさるところがとても好きです。
今は何も見えない真っ暗な夜だとしても。いつか必ず朝がくるから。バイバイって昨日に手を振って!ほら、笑ってごらん。だんだん明日が見えてくるかもよ?って一人ずつ励ましてくれたあとに、5人が君はひとりぼっちじゃないよって言ってくれているような気がして。5人が背中を押してくれるって、めちゃくちゃ心強くないですか?
もう少し ゆっくり
歩きはじめよう
歩きはじめよう
ここの「歩きはじめよう」を2回とも勝利くんが歌うんですよね。ひとりぼっちの夜空にも朝がくると言ってくれて、さらに歩きはじめようと背中を押してくれる。曲の始めと終わりが勝利くんなのすごく素敵。
と、ここまで書いてみましたが、好きな理由を考えるのはやっぱり難しい〜><
でも改めてじっくり聴いてみて、とても好きな曲だな〜〜と思ったし、ずっと大事にしていきたいなぁと思いました。
「ひとりぼっちの夜空に」は、私にとって、大切で特別な曲のひとつです。
明るくてちょっぴり切なさのあるメロディーとやさしく歌いかけてくれる5人の声。
この曲を聴くと、ぴんと張っていた緊張の糸がほどけてくような、心がじわぁ〜とあたたかくなるような、そんな感覚があって。
自分のことが嫌になったり、気持ちに余裕がなかったり、まさに心のポケットが重たくなってしまったことが何度もあったけど、この曲を聴いている時間だけは、心のポケットが軽くなるような気がして。
いっぱい悩んで立ち止まりそうになったときも、5人が「もう少し ゆっくり歩きはじめよう」と励ましてくれました。
ひとりで不安に押しつぶされそうになりながら聴いた夜も、「いつか朝がくる」と信じさせてくれました。
きっと、これからもそう。
4月から新生活・新学期が始まって、精神的にも体力的にもボロボロで、新しい環境に慣れず孤独を感じていたり、抱えきれない不安と戦っている人も多いはず。
そんな方はぜひ「ひとりぼっちの夜空に」を聴いてみてはいかがでしょうか?
聴いているだけで「大丈夫、君はひとりじゃないよ」と、そっと背中を押してくれます。ひとりぼっちの夜空にも5人があなたの隣にいてくれます。
やさしい5人が歌う、やさしい曲。
ひとりぼっちの夜空にも、いつか明るい朝がくると信じて。もう少し、ゆっくり歩きはじめよう。