髪乱してもっとときめいて

そんな君に惹かれた

ありがとうって言葉だけじゃ足りない

2018年4月21日

Sexy Zone repainting Tour 2018」静岡公演。

たっぷりの愛情とたくさんの幸せと素敵なプレゼントを受け取った2公演の備忘録。

 

待ちに待った凱旋公演!聡くん自身も「いつか自分の地元である静岡でライブがしたい」と話してくれていたのでこの日がくるのを楽しみにしていました。会場の最寄り駅に着くまで電車に揺られながら見える景色は自然いっぱいで聡くんはここで育ったんだなあと感慨深くなるオタク。余談ですが会場に着くまで全く実感がわかなかったので会場に入ってからやっと(今日が凱旋公演なんだ…これから始まるんだ…)と思いました。

 

チケット入場口の「静岡アリーナ」という文字を見てしみじみしながら会場に入って。ペンライトの準備をしながら「今日は緑色多いね〜」「やっぱり松島担多いのかな(笑)」なんて笑いまじりに話していました。でも、開演時間が近付いたときあることに気付いたんです。

 

青色が、赤色が、紫色が、オレンジ色が、だんだん緑色に変わっている。

 

わたしの前の列にいた勝利くん担の子も、隣の席にいた健人くん担の子も、斜め後ろにいた風磨くん担の子も、そして一緒に入らせてもらったマリウスくん担のひとも。前を見ても、後ろを見ても、下を見ても、横を見ても、みんなが緑色のペンライトを照らしてくれている。本当に何が起きているのか分からなくて、驚きすぎて思考が停止するってこういうことを言うんだなと思いました。

スタッフからの声かけがあったのでもなく、事前にツイッター等のSNSで呼びかけがあったのでもなく、あの会場にいたひとの思いがバッチリ重なって生まれたもの。それは決してUnreality(非現実)ではなくて。

開演時間が近付きSexy Zoneコールが大きくなるにつれて緑色に染まっていく会場。そして緑色のペンライトが増えていく様子を見ながら驚きと動揺を隠せない松島担。周りからも「えっ……?!」「こんなの泣いてしまう…」という声がたくさん聞こえてきました。そう、あの景色は松島担のわたしにとってもサプライズだったんです。暗転した瞬間きれいな緑色に輝く会場を見てぶわあっと鳥肌が立って、それと同時に涙が溢れました。だって、こんなの今まで見たことがなかった。ソロ曲でもソロコンでも何でもないのにSexy Zone5人のコンサートなのに。松島担だけじゃない、ここにいるみんなが聡くんのために変えている。そう思ったらうれしくてたまらなくてもう言葉で言い表せないほどしあわせで。全ての感情が言葉にならない代わりに涙になって、この景色を聡くんも見るんだと思うと胸がいっぱいで。

 

「以前は静岡から通ってたんですけど、夏に東京に引っ越してきたので、ここからは自分で這い上がっていくつもりです。」(日経エンタテイメント 2014年2月号)

 

帰りの新幹線のなかでもツイートしたんですけどあの景色を見て一番に思い浮かんだのがこの言葉で。貪欲でまっすぐすぎて力強くて少し切なくなるくらい大好きな聡くんらしい言葉。這い上がるって言葉をチョイスした聡くんの本当の意図は分からないけれど、こうしてたっぷりの愛情とやさしさに包まれて凱旋公演を終えられたことはきっと大きな意味を持つんじゃないかな。決してここがゴールではないけど、新しいスタートを切ったようなそんな気がします。ちなみに凱旋って「戦いに勝って帰ること」という意味なんですね。これまで聡くんが何と戦ってきたのかなんて一ファンのわたしには分からないけれど、間違いなく聡くんは勝ったと思います。聡くん、あなたは勝ったんだよ。

 

今回のツアー、本編最後の「フィルター越しに見た空の青」が大好きなんですけど静岡で見た空の青はまた特別な色だったなあ。

いつもは君の街(ファン)に会いに来てくれるけど、今回は君の街(静岡)に会いに行ったんだなと思ったり。二部のオープニングで緑いっぱいの会場を見渡しながらにんまりしちゃった聡くんは「嬉しくて涙が頰を伝った 君はそれを見て少し微笑んだ」を体現しているなあなんて思ったりして。

まず大前提として聡くんがいてくれなきゃこの景色は見れなかったし、出来れば映像化してほしいけどあの瞬間にしかなかったフィルムに残せない温もりがあって、ドラマ以上の名場面がここ(静岡)にはあって。

一緒で良かった、ずっと聡くんのことを好きで良かった、こんな素敵なひとのファンでいられて幸せだって、本当に心からそう思いました。

 

這い上がるためにいろんな気持ちを抱えていろんなものを我慢して家族と離れる寂しさを堪えて静岡から上京した高校生の聡くん。今はまだ信じられないかも知らないけど、あなたが生まれ育った地元、静岡で聡くんが這い上がった姿を見れたよ。きっとこれから不安でいっぱいになったり、プレッシャーに押しつぶされそうになることもたくさんあると思う。それは数えきれないほど。本当は逃げ出したい気持ちでいっぱいなのに強くなきゃいけない日もあるだろうし、全部を放り投げて現実から目を背けて泣きたくなる夜だってあるはず。でもね、それでもちゃんとわたしたちは見ているから。あなたがたくさんの努力を重ねてきたこと。ファンの前では絶えず笑顔を見せてくれたこと。弱音も吐かず前向きな言葉をくれたこと。とっても頑張り屋さんだということ。

そして、自分が叶えたい夢は絶対諦めないということ。

 

ありがとうって言葉だけじゃ足りないけど、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

聡くん、おかえりなさい。そして、いってらっしゃい!