髪乱してもっとときめいて

そんな君に惹かれた

きっと全てが宝物

 

わたしがイノセントデイズを初めて聴いたとき、とても素敵だなあと思ったのがこのフレーズ。

誰かと過ごす時間も 誰かの為の痛みも

大サビ前、顔を歪ませて目をうるうると潤ませながら苦しそうに、それでも痛みをそっとやさしく包み込むように歌い上げた健人くん。そんな姿を見て胸がぎゅうっと苦しくなって思わずうるっときてしまって。

そのあとに風磨くんが「きっと全てが宝物」って歌うんですよね。やさしく、丁寧に。それを聴いて健人くんらしいなあ、と思ったんです。抱えてきたキズも痛みさえも全部、ぜんぶ宝物だって言ってくれそうな気がして。

 

健人くんのソロ曲「Misson」にもこんな歌詞がありました。

必ず君を守り抜く ボロボロになっても

アイドルを応援していると絶対、必ずという言葉がいかに重みのあるものかというのを痛感させられる機会が多いように感じるんですけど、健人くんってその「絶対」を信じさせてくれるひとなんですよね。99%敵だってたった1%の愛を信じて、どれだけボロボロになってもなお、それでも絶対守り続けてくれるんだなあ、って。

この曲がライブで披露されたとき、客席をこれでもかというくらい煽りまくってたくさんの歓声を浴びながら「This is my Misson〜!!」という歌詞とともに衣装を破るという演出がありました。最高にかっこよくて誰よりもギラギラしていてめちゃめちゃセクシーで本当に大好きな健人くんだったのですが、なんとなく、すごく大きな意味を持つような気がしていて、その意味をずっと考えていました。

そして、なんの布も身に纏わず自分の体ひとつになってもミッションを遂行する、という決意の表れなのかなあと思いました。

そんな危ないことしないでよ、って思ってしまうけれど、健人くんはわたしが想像している何十倍も何百倍も大きな覚悟を持っているんだなあと思うと胸にぐっときてしまって、どうしようもないくらいそんな健人くんのことが好きだなあと思いました。

 

健人くんは決して痛みやキズをファンの前では見せようとしないし、自分が傷ついたことさえも悟らせないように完璧に隠してしまう。人一倍負けず嫌いで、でも誰も不快にさせることなく、自分が思い描くオンリーワンを目指す。何があっても、大丈夫大丈夫!って自分に言い聞かせて周りをハッピーにする。それがわたしの思う健人くんというひと。

きっと健人くんが自分の口から一生教えてくれることはないだろうけど、わたしの知らないところで誰かの為に傷ついてはそれでも歯を食いしばって前を向いているんだろうな。

ならばせめて、わたしたちの愛情が、歓声が、健人くんのキズを覆うかさぶたになれたらいいなあ、と思います。

 

この広い世界のなかでSexy Zoneに出会えたことも、ペンライトを振りながら歓声を送り続けられることも、ふとしたときSexy Zoneのことを思う瞬間も、わたしにとって全てが宝物だよ。これからもそんなイノセントデイズを続けていこうね。