髪乱してもっとときめいて

そんな君に惹かれた

星降る夜も飛び出して

 

聡くんが病気療養のためにお仕事をお休みすることが発表されてから一ヶ月が経ちました。

もうあれから一ヶ月も経ったのかとも思うし、まだ一ヶ月しか経っていないのかと驚いている自分もいます。泣いて泣きじゃくって自分に大丈夫だと言い聞かせて堪えて、ひとりぼっちの夜を越えて、また不安になって泣いて、たまに笑って。聡くんのことを考えない日はないというくらい色んなことを考えていました。これまでのこと、これからのこと、大好きなグループのこと、大好きなメンバーのこと、他にもたくさん、たくさんたくさん考えました。

この一ヶ月、寝ても覚めても聡くんのことばかりが思い浮かんで、ふとしたとき、ああ、今いないんだ、聡くんはお休みしているんだ、と自覚する瞬間ほどつらいものはなかったです。

そうやって考えれば考えるほど「会いたい」という気持ちは募っていくばかりで。どうしても寂しい気持ちは拭えなくて、声が聞きたくて、顔が見たくて、一目でいいからその姿を見たいって思ってしまって。更新されるはずのないウェブページを開いてはあの日から止まったままの画面を見て絶望して。4人の完璧なパフォーマンスのなかに、そこにいないはずの聡くんの姿を探してしまって。

これはドッキリなんじゃないか、いつもの笑顔で「テッテレ〜!」と出てきてくれるんじゃないかな、これが夢であればいいのに、夢でありますように、と何度も何度も願いました。でも、悲しいかな、これが紛れもない事実で、現実なんですよね。

 

本当は、心のどこかでいつかこんな日が来ると思っていました。どんなときもやさしくて太陽みたいに明るい聡くんに限界がきて倒れてしまうんじゃないかってずっと思っていたけれど、でもその「いつか」はもうとっくに過ぎたんだって安心しきっていました。周りの反応に敏感で気にしいで無意識のうちに無理をしてしまいがちなのは知っているし、それが聡くん自身のことを苦しめているんじゃないかなってずっとずっと心配で、でもそんなわたしの心配をよそに、悲しんだり苦しんでいる姿を一切見せることなくキラキラした笑顔を振りまく聡くんが大好きで。わたしの聡くんの好きなところが、彼を苦しめていたのかもしれないと思うと悲しくて仕方なかったです。

 

聡くんがお休みすることを発表された日に放送されたベスア、絶対埋めることのできない大切なピースを、それでも必死に埋めようとしているように感じました。その数日後に放送されたFNS、聡くんの気配も影も何もチラつかせることなく完璧に仕上げてきた4人に溢れる寂しさを堪えられませんでしたが、それと同時にこの4人なら絶対大丈夫だと確信しました。

わたしは何があっても乗り越えるときは5人一緒でいてほしくて、わたしの目に見える形で5人で乗り越えてほしくて、4人と1人じゃなくて、良いことも悪いことも、5人で共有して分かち合って乗り越えてほしかった。

同じ時間を共に過ごして、泣いて笑って、同じ景色を一緒に見て、誰かに笑われてもそれでも構わないと前を向いて、同じ道を歩幅を合わせて歩んでほしかった。どんなときも、Sexy Zone5人でいてほしいと、そう思っていました。

でも、わたしの目に形としては見えないけれどちゃんと5人でいてくれる。これまでも、もちろん今も、そしてこれからも。これから先、どれだけ4人でのSexy Zoneとしての形が増えていったとしても、いつだってSexy Zoneは5人だって証明してくれる。言葉にしなくても、ちゃんと伝わっているよ。

もしかしたら戻ってきてくれないかもしれないって不安になる日もあるけれど、聡くんは必ずここに戻ってきてくれると信じています。なんとなくじゃない。これまでの聡くんの姿を、そしてメンバーのやさしさを、聡くんへの愛をたくさん見てきたからこそ言えることだと思います。どうせ信じるならいいことを信じて待ちたい。だって"信じてみるのも悪くない"でしょう?

今はお休み中だけど聡くんはSexy Zoneのメンバーだから。大切な1人だから。聡くんの周りにはこんなにも素敵なメンバーがいるんだから大丈夫。この4人なら安心して任せられる、なんて一ファンが言うのもおこがましい話ですが、大好きなひとの隣に、このひとたちがいるなら大丈夫!と思える存在がいてくれるのなら、わたしはそれだけで安心できるのです。健人くん風磨くん勝利くんマリウスくんがいてくれるなら大丈夫。Sexy Zoneがいれば、聡くんは何があっても大丈夫。

 

そして一昨日、更新された松倉海斗くんのウェブ連載。どんな言葉をかけるのが正解なのか、も、負担になるかもしれない、も、全部越えて彼の隣に駆けつけてくれる存在がいることが嬉しくて溢れる涙を止めることができませんでした。もしかしたらわたしの思う"君"がまつくの意図する君とは違うのかも知れないけれど、わたしは良い方向に考えるオタクなので、親友に宛てたものだと思っておきます。本当にありがとう。来年も共にいてね。

 

お休みすることが発表されて以来、溢れる思いを言葉にするのもためらってしまって書くことが消費することになるんじゃないかと思うと誰かの言葉に触れるのも自分の言葉を発信するのも怖くなりました。

言葉にすることが聡くんを急かせることになって、それが聡くんの負担になってしまうのなら、言葉にするのはわたしのエゴなんじゃないか。自分の気持ちを吐き出してスッキリするのはわたしだけで、誰も報われないんじゃないか。わたしは、誰のために、なんのために、言葉にするのか。ずっとそんな自問自答を繰り返していました。「公開」のボタンを押すのが怖い。誰かを傷つけてしまうのなら公開しないほうがいい、この思いは胸に閉じこめておこうと、そう決めていました。

 

あの日から一ヶ月経って、わたしのなかで踏ん切りがつきました。下書きに放り込んだままにしておこうと決めたこの言葉たちを公開しよう。こんなときだからこそ、わたしは書くことを選びました。

このブログを公開したからといって何かが変わるわけじゃない。もしかしたら自分が花束として送ったつもりでも、受け取る相手にとってはナイフになるかもしれない。好きだよ、も、待っているよ、も、どんな言葉も、彼に宛てた言葉が負担になるなら言葉にしない方がいい。そうやって決めつけていた自分とはさよならしようと思います。

このわたしの思いが負担になるかどうかを決められるのは聡くん本人だけで、周りがどうこう言う問題ではない。もちろんわたし自身が決められることでもない。聡くんの負担になるかもしれないからと決めつけて自分の思いを塞ぎ込んでしまうのは良くないなと思いました。だからと言って、好き放題何を言ってもいいというわけではないのですが…

どんな形であれ「好き」だという気持ちが負担にならないとわたしは信じたいです。

今すぐにでも会いたい!という気持ちも、ずっと待っているよという気持ちも、ゆっくり休んでほしいという気持ちも、やっぱりどうしようもなく寂しくて悲しいのも全部わたしの思いだから。

泣いてしまう日があっても、不安に溺れてしまう日があっても、待ってるよ!って言えなくても、笑顔でいられなくてもいい。いつも通りに戻らなくていい。受け止められなくていい。過去の大切な思い出を悲しみに塗り替える必要もない。きっと彼はそんなことを望んでいないはずだから。笑顔でいることの大切さを教えてくれた彼は、笑顔でいられないこともちゃんと分かってくれているから。笑顔でいられなくてもその笑顔が素敵だって言ってくれた彼は嘘つきにはならないから。笑って前を向いて歩いていくと決めたひとを見て自分もそうしなきゃ!と思わなくていい。自分のなかにストンと落ちてくるタイミングはきっと人それぞれで、きっかけもバラバラだと思います。それでいい。何日かかっても、何ヶ月かかっても、何年かかっても、いい。どんな日々を過ごしていたとしても聡くんを愛する気持ちは必ずわたしを照らしてくれるから。

 

願うことしか出来ないけれど、この思いが聡くんに届くと信じています。

どうか、ひとりぼっちの夜空に涙が溢れてしまうことがありませんように。できれば不安に溺れる夜がありませんように。いま、幸せだなあと思える瞬間がたくさんありますように。奇跡がこれからもたくさん降り注ぎますように。美味しいものをたくさん食べて、思う存分好きなことをして、SO HAPPY!でSO GOOD!な一日を過ごせますように。そして、何よりも笑顔で過ごせていますように。もしかしたら笑顔でいられない日もあるかもしれないけれど、そんな日もあっていいから。毎日ずっと笑顔でいられなくてもいいから。

少しでも聡くんが笑っていてくれたら、それだけでわたしは幸せです。

 

スローダウンしてる暇などないほど全部かけて 君の笑顔が見たいんだ!

 

わたしは「会いたい」という気持ちを大切にしたいです。星降る夜も、ひとりぼっちの夜も、寂しくて早送りしたくなる夜も、ぜんぶ飛び出して、君に会いたいよ。