髪乱してもっとときめいて

そんな君に惹かれた

わたしの思い

自分の感情に身を任せてブログを書くのは嫌で何度もやさしい言葉を探しましたが、誰かにとってはそれもナイフになるかもしれません。やみくもに自分の気持ちを吐き出しても意味のないことは分かっています。わたしの思いと異なるからといってその思いを持っているひとを否定するつもりは一切ありません。もしこのブログを読んで気分を害された方がおられましたら何も言わずそっとブラウザを閉じてください。

 

まずは、健人くん風磨くん勝利くんマリウスくん。

ツアーを回ることを決めてくれてありがとう。アルバムを発売することを決めてくれてありがとう。いつも通りでいることを選んでくれてありがとう。「する」という選択肢を選んでくれたこと、グループとしていつも通りでいることを選んでくれたこと、それが聡くんを守るためなんだってちゃんと伝わっているよ。聡くんを大切に思ってくれてちゃんと守ってくれて本当にありがとう。4人にとって「しない」選択肢をとるほうがいいんじゃないかなって思ってしまったこともあったけれど、後ろを振り向くことなくただ前に進んでくれてありがとう。

 

今月、グループとしての大きな仕事が発表されました。ひとつは聡くんがいないなかでツアーを回ること、もうひとつは聡くんがいないアルバムを発売すること。どちらもグループにとってとても重く大きな決断だったと思います。

 

4人でステージに立つということはその分たくさんのひとの色んな思いを受け止めないといけない。できれば幸せいっぱいの場所であってほしいけれど好きだけじゃ片付けられない気持ちが溢れてしまうかもしれない。4人だってどこにもぶつけようのないもどかしい思いを抱えているだろうにそんなファンの思いを直で受け止めなければいけない。そう思うと胸が痛く締め付けられて何が正解なのか分からなくなってしまいました。でも、それを全て分かった上で何もかも受け入れる覚悟を持った上で決めてくれたんだと思います。

 

4人でアルバムを出すということは4人だけの歌声が形として残るということ。そしてこれから先もずっとグループの歌として歌い継がれていくということ。彼の声が聴こえないのは想像するだけでも寂しくて悲しくて胸が苦しくて張り裂けてしまいそうです。実際に自分が聴けるかどうか今はまだ分かりません。でも、その寂しさとは別のところでこのグループなら大丈夫だって安心しています。彼のために大切な歌割りを分けてくれた過去がある、彼がステージのど真ん中でバッチバチにかっこよく決めて歌った過去がある、3人の曲を5人の曲として大切にしてくれている今がある。自分たちの過去を絶対に否定しないひとたちだということも、彼のことを置いてけぼりにしないひとたちだということもちゃんと分かっています。Sexy Zoneはいつだって5人だって証明してきてくれたことを知っているから。それは自信を持って言えます。

 

そして、彼だけじゃない、4人はわたしたちファンのことを置いてけぼりになんかしていません。絶対にそんなことないです。

誰よりも言葉にすることを大切にする、そして言葉の力を信じているひとたちです。伝えなければいけないことは彼らの口からきちんと伝えてくれました。それ以上を口にしないということは4人なりの考えがあってのことだと思います。どの媒体でも聡くんの名前を一切口にしないこと、聡くんの存在を全く感じさせないように振る舞うこと。それが4人にとってどれだけ大変でつらくて悲しいことか。「なんで彼の名前を出さないの?なんで彼がいないのにツアーをするの?アルバムを出すの?」そんな思いも聡くんの代わりに4人が背負ってくれています。どの思いも全て全身で一生懸命受け止めてくれています。4人が矢面に立って聡くんをどの思いからも守ってくれています。

だから、4人が聡くんのことを思っていないなんて悲しいこと言わないで。

 

本当はこの場所でこんなことを書きたくなかったけれど4人のファンの方に向けて言葉のナイフを向けている人がいるのを目にしました。

わたしと同じくらい聡くんのことを大切に思ってくれているひとたちがたっくさんたくさんいます。自分が好きなメンバーと同じくらい聡くんのことを特別に思ってくれているひとがいます。聡くんがいないことを寂しいと思ってくれているひとがいます。一緒に涙を流してくれるひとがいます。おめでとう、ありがとう、と素直に伝えられないわたしの代わりに4人に感謝の気持ちを伝えてくれるひとがいます。新しく決まった4人のお仕事を嬉しい!と喜んでくれるひとがいます。前を向いて進んでいる4人の後押しをしてくれるひとがいます。

みんながみんな悲しんでいたら聡くんはそこにいない自分のことを責めてしまうかもしれません。いつも通りでいられるひと、いつも通りでいられないひと、どちらも間違っていないと思います。松島担だから悲しまなきゃいけない、喜んではいけないなんてことは絶対ありません。もちろん他のメンバーのファンの方も同じです。他のメンバーが好きだから悲しんではいけないなんてことも絶対ありません。

わたしが言うべきことではないのかもしれません。でも松島担であるわたしにしか言えないことだと思います。

 

正誤もなにもないけれど聡くんを思う気持ちはどれも間違っていないと思います。でもその思いを他に向けて羨んで僻んで誰かを傷つけてしまうのは良くないと思います。見ていなかったことにしてスルーするのが一番だとは分かっていても、他の誰かが傷ついていることに耐えられなかったのでこのブログを書きました。わたしは他のメンバーを好きな方も、松島担の方も、聡くんを大切に思う気持ちは同じだと思っています。寂しくて悲しくてどれだけ泣いても気持ちの整理がつかなくてどうしようもない日もあるけれど、その寂しさの矛先を4人に向けたくはないです。

 

言葉のナイフを出されたら言葉の花束を差し出す、そう決めたのに花束を差し出すことができなくてごめんなさい。