髪乱してもっとときめいて

聞こえるよ季節の足音

王子禁止と王子解禁

心が叫びたがってるんだ。を観てきました。

書きたいことは山ほどあるのですが、坂上拓実くんについて自分が感じたことを早く文字に起こしたくて。まだざっくりとしかまとまっていないけど、この気持ちを忘れないうちに、書こうと思います。

 

 

 

※ネタバレも含みます

 

 

 

 

健人くんが「王子様出ちゃってる!抑えて!隠して!」と言われるエピソードが好きなんですけど

坂上拓実くんは、100%中島健人ではなくて、その中間というか。

健人くんと重ねてしまうシーンもあれば、そうでないシーンもあって。勝利くんのドラマ、49の「僕であり、僕じゃない」という言葉がぴったりなのかなぁと思いました。

健人くんなら内緒にしておくであろうことも言っちゃうのが拓実くんらしくて、それもなんだかいい気がして。拓実くんが順ちゃんにかけてあげる言葉がとても素敵で。笑顔が優しくて少し切なくて胸がぎゅっとなって。

気付いたら、坂上拓実くんのことを好きになっていました。

 

映画のなかで、健人くんは坂上拓実として、拓実くんとして、拓ちゃんとして、そこにいました。

 

 

 

でも、最後のクライマックスシーン。

クラスメイトたちが作った王子様衣装に身を包んだ拓実くんが映った瞬間、ハッとしました。

 

それは坂上拓実ではなく、中島健人だったから。

 

びっくりするくらいきらきらしていて、とにかくかっこよくて、まさに王子様のようで。指先まで意識されたダンス、順ちゃんのことを優しく見つめる目、客席をまっすぐ見る凛々しい表情。

もう衝撃的でした。あぁ、これが健人くんだって、私が大好きな中島健人くんだって、そう思いました。

 

拓実くんが順ちゃんの手をとってエスコートしながら2人で踊りながら歌う「玉子の中にはなにがある」

順ちゃんと拓実くんの周りにだんだん人が集まってきてクラスメイト全員で歌う「心が叫びだす〜あなたの名前呼ぶよ」

 

歌ったり踊ったり、順ちゃんに跪く姿は王子様そのもので。王子様衣装に身を包んで、髪を耳にかけて髪型をばっちり決めている拓実くんは、私の知っている健人くんでした。

それまで普通の高校生だった拓実くんは、そこにはいませんでした。

 

王子様が拓実くんではなく健人くんであることに少し戸惑ったのですが、「ここはケンティでいてくれ」と監督からの指示があったと聞いて、腑に落ちたというか、すんなり受け止めることが出来ました。

 

あと、監督が言ってくれた「王子禁止と王子解禁の2つあります」という言葉、すごく大切にしたいなぁと思っていて。

 

ミュージカルシーンで、王子様として歌ったり踊ったりする拓実くんを見て、これは健人くんだって、思うと同時に、健人くんって凄いなって思ったんです。

拓実くんを通して、ありのままの自然体の着飾らない健人くんを見ることが出来たからこそ、いつも見ている健人くんのアイドルとしての覚悟や決意を改めて知れた気がして。

 

ケンティ!隠しきれてないよ!隠して!と心配になっちゃうこともかわいくて愛おしかったけど、こうして中島健人でいることを許される時間があることが、すごくうれしくて。

もちろん健人くんじゃない別の誰かを演じるのが大好きだけど、私が一番好きなのはアイドルの健人くんだから。健人くんがアイドルでいてくれていることも、そんな健人くんが好きな自分も、あのシーンによって肯定してもらえたような気がしました。それがとってもうれしかった。

 

王子を禁止されて普通の高校生として拓実くんを演じていた健人くんが、王子を解禁してケンティでいることを許されたあの時間は私のなかで特別でした。

 

「王子様出ちゃってるよ!抑えて!隠して!」って言われちゃう健人くんが好き。でも「ケンティでいてくれ」って言われる健人くんはもっと好き。

 

あなたに教えられた とても美しい この世界

この世界を抱きしめるよ

ぜんぶ まるごと 抱きしめるよ

 

坂上拓実くんが教えてくれた世界も、中島健人くんが教えてくれた世界も、ぜんぶまるごと抱きしめたい。

 

こんな素敵な作品に出会えたことにSTY!