十代最後の夏
聡くんの19歳の夏が終わってしまいました。
STAGEコンでも「今年20歳になります」って言ってくれていたし、今回のライブでも「10代ラストなんですよ〜!」って話してくれていた聡くん。わたしだけでなく聡くん自身もそのことを大事にしていて、今年が10代ラストであることを自覚していて、その上でキラキラアイドルとして立ってくれているんだなって思いました。
一度きりの人生、一度きりの19歳の夏。
聡くんがわたしたちにくれたのは、たくさんの愛と笑顔とメッセージ。誰よりも10代ラストを大事にしている聡くんが19歳の夏、わたしたちに見せたいものがこれなんだって思ったら涙が止まらなかったです。
影絵のお話も、マリちゃんが歌詞を考えて歌ってくれた『そばにいるよ』も、本編最後のお話も、本当に大好きで大切にしていきたい言葉ばかりだったのですが、だからこそ聡くんとマリちゃんから受け取ったメッセージをわたしの記憶だけで、ニュアンスで残すのは少し抵抗があったので、曲や歌詞を元に感想を書いていこうと思います。どの演出も曲も大好きなのですがまとまらないのでいくつか抜粋して書こうと思います。
◇Mermaid
聡くんの名前『So』がたくさん散りばめられたこの曲。聡くんのためだけに作られた曲なんだなぁと思うと、胸にぐっとくるものがありました。このタイトルだけでオタクによる妄想が繰り広げられていたけど、失恋ソングだとばかり思っていたわたしにとっては、いい意味で期待を裏切られた感覚でした。
去年より すこし大人びて
太陽よりきらめく 君が眩しくて
残念ながらわたしは18歳の聡くんの夏を見ることは出来なかったけど、それでも聡くんは去年の夏より大人になっていると確信しました。太陽よりきらめいた、眩しいくらいきらきらと輝く聡くんを見て、この歌詞はあなたのことを言っているんじゃ……?と何度思ったことか。
「息継ぎさえうまく出来ない」「夏の恋泳いでいたい」と所々に海を連想させるワードが入っていたり、間奏で海のなかを泳いでいるかのようなフリがあったりして、まさにマーメイドのようにかわいくてお気に入りでした。19歳のMermaid、とってもかわいくて綺麗だったよ、聡くん。
◇KAGUYA〜Hurry up!
いつかNEWS担兼JUMP担の聡くんならやってくれると思っていたけど、わたしの想像と期待をはるかに超えていきました。しんどいランキング上位にランクインした歌詞を抜粋します
風の噂に聞くほどの 月のように美しい人
悲しげなその瞳に恋してる ノンフィクション
消える未来とわかっても 心も心ならず
あなたが僕を弱くするんだ
目と目が合ったらもう (That's right)
君は恋に落ちてる (You're mine)
僕の声は呪文さ (君は) 他は見えなくなる (逃げ出せない)
さぁ どうする?
聡くんのその悲しげな瞳に恋してしまったし、あなたの声は呪文だし、蜘蛛の糸で縛られたように逃げ出せないし、わたしはどうしたらいいですか?(頭抱え)
あの衣装を着るのはこの2曲だけなんですよね…
月のように綺麗で美しくて、儚くて、消えてしまいそうで、でもはっとするような、そんな美しさと儚さを持ったKAGUYA島くん。あの数分だけしか存在しないのが、まるで幻でも見ているかのようで…Hurry up!のあと階段を上って客席を見てニヤッと笑ってあと、スッと消えていくのがKAGUYA島くんの儚さをより際立たせていて、胸が苦しかったです。
◇Knock!Knock!!Knock!!!〜風をきって
ファーストコン、アリーナコン、サマリーを観てきた身としては、この曲をあの場で歌ってくれたことが本当に嬉しかったです。しかもモニターに5年前の映像が流れるなんて、懐古厨を泣かせる演出…入らせて頂いた2公演中2公演とも泣いてしまいました。
また落ち込んでも ビビってても いいんじゃない
さあ こんなときはガッチリと 手をつなごう
そう、僕らしか 見れない そんな夢を
仲間とはずっと探していたい
こんなにさ 僕ら迷いやすいや
じょうずに まっすぐ まだいかないや
未来を見つけにさあ、いこう
不安でいっぱいで目まぐるしく変わる環境に付いていくことに必死で、じょうずにまっすぐまだいかなかった5年前。
いろんな経験を経てメンバーとの結束力も強くなりグループとしても個人としても成長した5年後、僕らしか見れない夢、ずっと探し続けて見つけた未来。
『We're Sexy Zone』
それは、聡くんとマリちゃんがSexy Zoneのメンバーとしていることでした。
聡くんとマリちゃん2人だけのライブでありながら、Sexy Zoneの松島聡として、Sexy Zoneのマリウス葉として、ステージに立ってくれているんだと思ったら、より一層Sexy Zoneのことが好きになったし、2人はこれから先もずっとSexy Zoneとして生きていくんだという覚悟を感じました。2人からのメッセージ、ちゃんと受け取ったよ。
ダメなところくらい わかってる
すぐに あきらめた目で 見ないでよ
ひとつひとつ できることを
繋いでゆけば
汗も傷も 涙さえも 終わらない 夢になる
「流した汗は嘘をつかない」という言葉が好きだと教えてくれた聡くん。聡くんが自分に出来ることはなにかを考えた結果、メンバーが出演している舞台を観にいく、大きな会場と小さな会場を見比べて客席からの見え方、ステージでの魅せ方を知る、何回もライブに足を運ぶ、ボイストレーニングをする。ひとつひとつ自分が出来る限りの努力をしてきた聡くん。
そのなかで、もしかしたら傷つくことのほうが多かったかもしれません。
でも、そのひとつひとつが"終わらない夢"になるということを、踏み出した一歩から道が出来ることを、聡くんが証明してくれました。汗を流したり傷ついたり涙を流したり、それをひとつひとつ繋いでいった先にあった終わらない夢が"今"なんだって思ったら、泣かずにはいられませんでした。
アンコール後、聡くんが見えなくなった瞬間、涙がどばーって溢れてしまって。聡くんの10代の夏が終わってしまったことが寂しくて寂しくて仕方なかったです。
でも「今日僕たちが会えたのは運命じゃありません。愛です!!僕たちは会いに来ました!」なんて言ってくれるんだもん。ズルいよ。
10代ラストのこの夏、きっと特別な思い入れがあるんじゃないかな?
「永遠にSexy Zoneの松島聡です」と言ってくれたこと、「We're Sexy Zone」と歌ってくれたこと。一生忘れません。もしかしたら、このコンサートは一度きりの人生をキラキラアイドル松島聡として生きていくという決意表明だったのかもしれないね。
きっと、グッズの制作、打ち合わせ、リハーサル。ずーっとライブのことについて考えていた夏だったと思います。10代ラストの夏をわたしたちにくれてありがとう。
わたしはこの記事を書き終えたら、聡くんの10代ラストの夏にちゃんとお別れしようと思います。
Mermaidの最後のフレーズ。
この季節 永遠にしよう So 絶対幸せにするから
この季節を永遠にする、絶対幸せにするからって約束してくれたから。わたしはその約束を守ってくれるって信じているからね。
聡くん、あなたが大好きです。あなたのことを愛しています。何回でも何十回でも言うよ、10代ラスト、19歳の夏をわたしたちにくれてありがとう!
So What? YOLO!(だからなに?人生は一度きり!)