髪乱してもっとときめいて

そんな君に惹かれた

きっと全てが宝物

 

わたしがイノセントデイズを初めて聴いたとき、とても素敵だなあと思ったのがこのフレーズ。

誰かと過ごす時間も 誰かの為の痛みも

大サビ前、顔を歪ませて目をうるうると潤ませながら苦しそうに、それでも痛みをそっとやさしく包み込むように歌い上げた健人くん。そんな姿を見て胸がぎゅうっと苦しくなって思わずうるっときてしまって。

そのあとに風磨くんが「きっと全てが宝物」って歌うんですよね。やさしく、丁寧に。それを聴いて健人くんらしいなあ、と思ったんです。抱えてきたキズも痛みさえも全部、ぜんぶ宝物だって言ってくれそうな気がして。

 

健人くんのソロ曲「Misson」にもこんな歌詞がありました。

必ず君を守り抜く ボロボロになっても

アイドルを応援していると絶対、必ずという言葉がいかに重みのあるものかというのを痛感させられる機会が多いように感じるんですけど、健人くんってその「絶対」を信じさせてくれるひとなんですよね。99%敵だってたった1%の愛を信じて、どれだけボロボロになってもなお、それでも絶対守り続けてくれるんだなあ、って。

この曲がライブで披露されたとき、客席をこれでもかというくらい煽りまくってたくさんの歓声を浴びながら「This is my Misson〜!!」という歌詞とともに衣装を破るという演出がありました。最高にかっこよくて誰よりもギラギラしていてめちゃめちゃセクシーで本当に大好きな健人くんだったのですが、なんとなく、すごく大きな意味を持つような気がしていて、その意味をずっと考えていました。

そして、なんの布も身に纏わず自分の体ひとつになってもミッションを遂行する、という決意の表れなのかなあと思いました。

そんな危ないことしないでよ、って思ってしまうけれど、健人くんはわたしが想像している何十倍も何百倍も大きな覚悟を持っているんだなあと思うと胸にぐっときてしまって、どうしようもないくらいそんな健人くんのことが好きだなあと思いました。

 

健人くんは決して痛みやキズをファンの前では見せようとしないし、自分が傷ついたことさえも悟らせないように完璧に隠してしまう。人一倍負けず嫌いで、でも誰も不快にさせることなく、自分が思い描くオンリーワンを目指す。何があっても、大丈夫大丈夫!って自分に言い聞かせて周りをハッピーにする。それがわたしの思う健人くんというひと。

きっと健人くんが自分の口から一生教えてくれることはないだろうけど、わたしの知らないところで誰かの為に傷ついてはそれでも歯を食いしばって前を向いているんだろうな。

ならばせめて、わたしたちの愛情が、歓声が、健人くんのキズを覆うかさぶたになれたらいいなあ、と思います。

 

この広い世界のなかでSexy Zoneに出会えたことも、ペンライトを振りながら歓声を送り続けられることも、ふとしたときSexy Zoneのことを思う瞬間も、わたしにとって全てが宝物だよ。これからもそんなイノセントデイズを続けていこうね。

 

 

ありがとうって言葉だけじゃ足りない

2018年4月21日

Sexy Zone repainting Tour 2018」静岡公演。

たっぷりの愛情とたくさんの幸せと素敵なプレゼントを受け取った2公演の備忘録。

 

待ちに待った凱旋公演!聡くん自身も「いつか自分の地元である静岡でライブがしたい」と話してくれていたのでこの日がくるのを楽しみにしていました。会場の最寄り駅に着くまで電車に揺られながら見える景色は自然いっぱいで聡くんはここで育ったんだなあと感慨深くなるオタク。余談ですが会場に着くまで全く実感がわかなかったので会場に入ってからやっと(今日が凱旋公演なんだ…これから始まるんだ…)と思いました。

 

チケット入場口の「静岡アリーナ」という文字を見てしみじみしながら会場に入って。ペンライトの準備をしながら「今日は緑色多いね〜」「やっぱり松島担多いのかな(笑)」なんて笑いまじりに話していました。でも、開演時間が近付いたときあることに気付いたんです。

 

青色が、赤色が、紫色が、オレンジ色が、だんだん緑色に変わっている。

 

わたしの前の列にいた勝利くん担の子も、隣の席にいた健人くん担の子も、斜め後ろにいた風磨くん担の子も、そして一緒に入らせてもらったマリウスくん担のひとも。前を見ても、後ろを見ても、下を見ても、横を見ても、みんなが緑色のペンライトを照らしてくれている。本当に何が起きているのか分からなくて、驚きすぎて思考が停止するってこういうことを言うんだなと思いました。

スタッフからの声かけがあったのでもなく、事前にツイッター等のSNSで呼びかけがあったのでもなく、あの会場にいたひとの思いがバッチリ重なって生まれたもの。それは決してUnreality(非現実)ではなくて。

開演時間が近付きSexy Zoneコールが大きくなるにつれて緑色に染まっていく会場。そして緑色のペンライトが増えていく様子を見ながら驚きと動揺を隠せない松島担。周りからも「えっ……?!」「こんなの泣いてしまう…」という声がたくさん聞こえてきました。そう、あの景色は松島担のわたしにとってもサプライズだったんです。暗転した瞬間きれいな緑色に輝く会場を見てぶわあっと鳥肌が立って、それと同時に涙が溢れました。だって、こんなの今まで見たことがなかった。ソロ曲でもソロコンでも何でもないのにSexy Zone5人のコンサートなのに。松島担だけじゃない、ここにいるみんなが聡くんのために変えている。そう思ったらうれしくてたまらなくてもう言葉で言い表せないほどしあわせで。全ての感情が言葉にならない代わりに涙になって、この景色を聡くんも見るんだと思うと胸がいっぱいで。

 

「以前は静岡から通ってたんですけど、夏に東京に引っ越してきたので、ここからは自分で這い上がっていくつもりです。」(日経エンタテイメント 2014年2月号)

 

帰りの新幹線のなかでもツイートしたんですけどあの景色を見て一番に思い浮かんだのがこの言葉で。貪欲でまっすぐすぎて力強くて少し切なくなるくらい大好きな聡くんらしい言葉。這い上がるって言葉をチョイスした聡くんの本当の意図は分からないけれど、こうしてたっぷりの愛情とやさしさに包まれて凱旋公演を終えられたことはきっと大きな意味を持つんじゃないかな。決してここがゴールではないけど、新しいスタートを切ったようなそんな気がします。ちなみに凱旋って「戦いに勝って帰ること」という意味なんですね。これまで聡くんが何と戦ってきたのかなんて一ファンのわたしには分からないけれど、間違いなく聡くんは勝ったと思います。聡くん、あなたは勝ったんだよ。

 

今回のツアー、本編最後の「フィルター越しに見た空の青」が大好きなんですけど静岡で見た空の青はまた特別な色だったなあ。

いつもは君の街(ファン)に会いに来てくれるけど、今回は君の街(静岡)に会いに行ったんだなと思ったり。二部のオープニングで緑いっぱいの会場を見渡しながらにんまりしちゃった聡くんは「嬉しくて涙が頰を伝った 君はそれを見て少し微笑んだ」を体現しているなあなんて思ったりして。

まず大前提として聡くんがいてくれなきゃこの景色は見れなかったし、出来れば映像化してほしいけどあの瞬間にしかなかったフィルムに残せない温もりがあって、ドラマ以上の名場面がここ(静岡)にはあって。

一緒で良かった、ずっと聡くんのことを好きで良かった、こんな素敵なひとのファンでいられて幸せだって、本当に心からそう思いました。

 

這い上がるためにいろんな気持ちを抱えていろんなものを我慢して家族と離れる寂しさを堪えて静岡から上京した高校生の聡くん。今はまだ信じられないかも知らないけど、あなたが生まれ育った地元、静岡で聡くんが這い上がった姿を見れたよ。きっとこれから不安でいっぱいになったり、プレッシャーに押しつぶされそうになることもたくさんあると思う。それは数えきれないほど。本当は逃げ出したい気持ちでいっぱいなのに強くなきゃいけない日もあるだろうし、全部を放り投げて現実から目を背けて泣きたくなる夜だってあるはず。でもね、それでもちゃんとわたしたちは見ているから。あなたがたくさんの努力を重ねてきたこと。ファンの前では絶えず笑顔を見せてくれたこと。弱音も吐かず前向きな言葉をくれたこと。とっても頑張り屋さんだということ。

そして、自分が叶えたい夢は絶対諦めないということ。

 

ありがとうって言葉だけじゃ足りないけど、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

聡くん、おかえりなさい。そして、いってらっしゃい!

 

そんな君に惹かれた

 

わたしは松島聡くんが好きです。どんなときもいつでもきらめく笑顔をくれる、キラキラアイドル。グループのムードメーカーでありたいと言ってくれる通り、いつもみんなの真ん中で楽しそうに笑っている。明るくて優しい子供のように無邪気に笑う男の子。

 

そんな君がどこか悩んでいる(ように見える)とき、わたしはもどかしい気持ちでいっぱいになる。そんなの気にしなくていいよ、こんなにあなたのことを好きな人はいるんだよ!って大声で叫びたくなる。


でも一生懸命悩んでいる君が愛しくて大好きなのも確かで。出来れば自分で自分のことを否定するのはやめてほしいなって思うけど、そこも全部含めて好きだから。気にしいでネガティブでマイナス思考で周りの反応を気にしてしまいがち。周りの意見なんか気にしなくていいと言われると余計気にしてしまう。そんな性格が君のことを苦しめることの方が多いんじゃないかって思うこともある。どちらかと言えば不器用な方なのかもしれない。周りに応えようと思うばかりに知らなくてもいいことまで知ってしまったり、そのストイックさ故に知らず知らずのうちに傷ついてしまったこともたくさんあったんじゃないかって時々不安になる。そんなこと一片も感じさせないほど眩しくきらきらと輝いていたけれど、わたしの知らないところで心がズタズタになったこともあったのかもしれない。

 

それでもわたしは君に変わってほしいとは思わないし、むしろそのままでいてほしいなあと思う。ありのままの、そのままの君が一番素敵だよ。出来れば大好きなひとには傷ついて欲しくないし無理やり自分から傷を負う必要もないと思うけど、現実と向き合って悩んで迷って出した答えが今の聡くんだと思うから。

 

どの季節も流されないで生真面目に悩んで悩みまくって自分なりの正解を見つけていく聡くんが好き。たくさん時間をかけて見つけた正解でもそれに満足せずにもっと高みを目指す聡くんが大好き。貪欲でひたむきで頑張りすぎなくらい頑張っちゃう聡くんのことが大好き。

 

こんなことを言ってしまうと負担になるかも知れないけど、きっと聡くんは頑張ることをやめないひとだから。「頑張らないで」とも「頑張って」とも言わない。聡くんが決めたことならわたしは信じるから、どうか見守っている人がいることを忘れないでください。大丈夫、大丈夫だよ。

 

わたしはそんな聡くんに惹かれたんだから。


聞こえるよ、季節の足音。
溜め息さえも凍えるような寒い冬が過ぎて、小さな蕾が開き始める暖かな季節がやってくる。ほら、春はもうすぐそこに。

出発地点

「ドカーンといきたいですね、ドラマで」

そう話す彼を見たときから、あなたの夢がわたしの夢になっていった。

 

松島聡くん「世にも奇妙な物語」出演決定おめでとうございます!拍手〜〜!

 

はじめてのお芝居だね、松島聡じゃない「誰か」を演じる日がきたんだね。

朝に情報が解禁されてからこれは夢なんじゃないかって思っています。だって、ずっと、ずっと待っていたんだから。嬉しいね。幸せだね。本当に嬉しいです。

まだ実感がなくてどんどん流れてくる情報を受け止めることに必死なんですけど、聡くん初めてのドラマ出演に対して思うことを少しだけ書きたいと思います。

 

「他4人がドラマに出演しているからとかじゃなくて、今までメンバーが出てたドラマとかも拝見させてもらってたんで、そういう色々な要素を取り入れた上で、"松島聡"というのはどういった演技が出来るのかっていうのを、自分でも勉強しつつファンの方や一般の方に見て頂きたいと思っていて」

(2014 Road to Dream)

 

「今の夢は?」という質問に「ドラマに出演させて頂きたいですね」と答えてくれた16歳の聡くん。わたしはこの言葉を聞いたときから、はっきりと聡くんのドラマ出演を意識するようになりました。

 

まだ16歳。劣等感や悔しい思いもあっただろうに、それでも物事を冷静に捉えて、まっすぐ前を見て、周りのいいところを全部を吸収して、自分のものにしてやろう!と。高校生なのにこんな大人な考えを持つことが出来る聡くんって凄いなあ。改めて、聡くんの貪欲でひたぬきで前向きなその姿勢が素敵だなあと思いました。

 

「他4人がドラマに出演しているからではなく」 と前置きした上で、「色々な要素を取り入れた上で松島聡というのはどういった演技が出来るのかを見て欲しい」と話してくれたことは、当たり前じゃないんですよね。

すごくすごく聡くんらしい言葉だけど、この裏ではきっとたくさん悩んで、苦しんだんじゃないかなあ。いっぱい悩んでいっぱい考えて出した答えがこの言葉なんじゃないかなって思います。

周りのメンバーの演技はもちろん、他のジャニーズの先輩方からもいっぱい吸収して、自分でたくさん勉強して、みせてくれる演技。楽しみで仕方ありません。16歳の今の夢が、19歳になった今、叶うんだね。

 

こうして決まったから今だからこそ言える話。

正直、10代の間に聡くんが演技をしている姿を見ることは出来ないかも知れないと思っている自分がいました。

この感情に上手く当てはまる言葉が見つからないんですけど、諦めたくて嫌になってそう思ったんじゃなくて、春も、夏もないなら、もうないんじゃないかって。夏を過ぎたあたりから「10代の間にドラマに出演してほしい」と口に出すのも躊躇してしまって。そんな自分が悔しくて、すごく悲しかったです。

だって、聡くん自身がドラマに出演したいと言ってくれていたから。ずっと言い続けてくれたのを知っているから。その姿をこの目で見てきているから。

 

わたしも同じ気持ちだったから。

 

他のメンバーがドラマや映画に出演しているのを見たり、ファンの方がそれを嬉しそうに喜んでいる姿を見て、もちろん羨ましくなかったと言えば嘘になるけど、ただ純粋に聡くんが演技をしている姿を見たかった。

聡くんが松島聡じゃない別の誰かを演じて、メンバーじゃない別の誰かの隣に立って、共演者の方とたくさんのスタッフさんに囲まれて、ひとつの物語を作っていって、それをたくさんのひとが見てくれて。そんなことを夢に見ていました。

 

それが、まさか聡くんのお誕生日の1ヶ月前に見れるなんて、思ってもいなかったよ。聡くんがずっと夢だって言ってくれていたことが叶ったよ。聡くんの夢が、わたしの夢が叶ったよ!

 

「やっと」「ようやく」と表したくなるけどオモイデリュック読んだらなんか違うなって思いました。どれだけ時間がかかってもいい、どれだけ遠回りをしてもいい。聡くんが夢を叶える瞬間に立ち会えたことがすごく嬉しいです。この気持ちをこれから先もずっと大切にぎゅっとしたいなあ。

 

ドカーンといこうね、このドラマで!

 

10月14日、松島聡くん俳優デビューまであと少し。

十代最後の夏

 

聡くんの19歳の夏が終わってしまいました。

 

STAGEコンでも「今年20歳になります」って言ってくれていたし、今回のライブでも「10代ラストなんですよ〜!」って話してくれていた聡くん。わたしだけでなく聡くん自身もそのことを大事にしていて、今年が10代ラストであることを自覚していて、その上でキラキラアイドルとして立ってくれているんだなって思いました。

 

一度きりの人生、一度きりの19歳の夏。

 

聡くんがわたしたちにくれたのは、たくさんの愛と笑顔とメッセージ。誰よりも10代ラストを大事にしている聡くんが19歳の夏、わたしたちに見せたいものがこれなんだって思ったら涙が止まらなかったです。

 

影絵のお話も、マリちゃんが歌詞を考えて歌ってくれた『そばにいるよ』も、本編最後のお話も、本当に大好きで大切にしていきたい言葉ばかりだったのですが、だからこそ聡くんとマリちゃんから受け取ったメッセージをわたしの記憶だけで、ニュアンスで残すのは少し抵抗があったので、曲や歌詞を元に感想を書いていこうと思います。どの演出も曲も大好きなのですがまとまらないのでいくつか抜粋して書こうと思います。

 

◇Mermaid

 

聡くんの名前『So』がたくさん散りばめられたこの曲。聡くんのためだけに作られた曲なんだなぁと思うと、胸にぐっとくるものがありました。このタイトルだけでオタクによる妄想が繰り広げられていたけど、失恋ソングだとばかり思っていたわたしにとっては、いい意味で期待を裏切られた感覚でした。

 

去年より すこし大人びて

太陽よりきらめく 君が眩しくて

 

残念ながらわたしは18歳の聡くんの夏を見ることは出来なかったけど、それでも聡くんは去年の夏より大人になっていると確信しました。太陽よりきらめいた、眩しいくらいきらきらと輝く聡くんを見て、この歌詞はあなたのことを言っているんじゃ……?と何度思ったことか。

 

「息継ぎさえうまく出来ない」「夏の恋泳いでいたい」と所々に海を連想させるワードが入っていたり、間奏で海のなかを泳いでいるかのようなフリがあったりして、まさにマーメイドのようにかわいくてお気に入りでした。19歳のMermaid、とってもかわいくて綺麗だったよ、聡くん。

 

KAGUYA〜Hurry up!

 

いつかNEWS担兼JUMP担の聡くんならやってくれると思っていたけど、わたしの想像と期待をはるかに超えていきました。しんどいランキング上位にランクインした歌詞を抜粋します

 

風の噂に聞くほどの 月のように美しい人

 

悲しげなその瞳に恋してる ノンフィクション

 

消える未来とわかっても 心も心ならず

 

あなたが僕を弱くするんだ

 

目と目が合ったらもう (That's right)

君は恋に落ちてる (You're mine)

 

僕の声は呪文さ (君は) 他は見えなくなる (逃げ出せない)

 

さぁ どうする?

 

聡くんのその悲しげな瞳に恋してしまったし、あなたの声は呪文だし、蜘蛛の糸で縛られたように逃げ出せないし、わたしはどうしたらいいですか?(頭抱え)

あの衣装を着るのはこの2曲だけなんですよね…

月のように綺麗で美しくて、儚くて、消えてしまいそうで、でもはっとするような、そんな美しさと儚さを持ったKAGUYA島くん。あの数分だけしか存在しないのが、まるで幻でも見ているかのようで…Hurry up!のあと階段を上って客席を見てニヤッと笑ってあと、スッと消えていくのがKAGUYA島くんの儚さをより際立たせていて、胸が苦しかったです。

 

◇Knock!Knock!!Knock!!!〜風をきって

 

ファーストコン、アリーナコン、サマリーを観てきた身としては、この曲をあの場で歌ってくれたことが本当に嬉しかったです。しかもモニターに5年前の映像が流れるなんて、懐古厨を泣かせる演出…入らせて頂いた2公演中2公演とも泣いてしまいました。

 

また落ち込んでも ビビってても いいんじゃない

さあ こんなときはガッチリと 手をつなごう

 

そう、僕らしか 見れない そんな夢を

仲間とはずっと探していたい

 

こんなにさ 僕ら迷いやすいや

じょうずに まっすぐ まだいかないや

未来を見つけにさあ、いこう

 

不安でいっぱいで目まぐるしく変わる環境に付いていくことに必死で、じょうずにまっすぐまだいかなかった5年前。

いろんな経験を経てメンバーとの結束力も強くなりグループとしても個人としても成長した5年後、僕らしか見れない夢、ずっと探し続けて見つけた未来。

 

『We're Sexy Zone

 

それは、聡くんとマリちゃんがSexy Zoneのメンバーとしていることでした。 

聡くんとマリちゃん2人だけのライブでありながら、Sexy Zone松島聡として、Sexy Zoneマリウス葉として、ステージに立ってくれているんだと思ったら、より一層Sexy Zoneのことが好きになったし、2人はこれから先もずっとSexy Zoneとして生きていくんだという覚悟を感じました。2人からのメッセージ、ちゃんと受け取ったよ。

 

ダメなところくらい わかってる

すぐに あきらめた目で 見ないでよ

 

ひとつひとつ できることを

繋いでゆけば

汗も傷も 涙さえも 終わらない 夢になる

 

「流した汗は嘘をつかない」という言葉が好きだと教えてくれた聡くん。聡くんが自分に出来ることはなにかを考えた結果、メンバーが出演している舞台を観にいく、大きな会場と小さな会場を見比べて客席からの見え方、ステージでの魅せ方を知る、何回もライブに足を運ぶ、ボイストレーニングをする。ひとつひとつ自分が出来る限りの努力をしてきた聡くん。

 

そのなかで、もしかしたら傷つくことのほうが多かったかもしれません。

 

でも、そのひとつひとつが"終わらない夢"になるということを、踏み出した一歩から道が出来ることを、聡くんが証明してくれました。汗を流したり傷ついたり涙を流したり、それをひとつひとつ繋いでいった先にあった終わらない夢が"今"なんだって思ったら、泣かずにはいられませんでした。

 

 

アンコール後、聡くんが見えなくなった瞬間、涙がどばーって溢れてしまって。聡くんの10代の夏が終わってしまったことが寂しくて寂しくて仕方なかったです。

でも「今日僕たちが会えたのは運命じゃありません。愛です!!僕たちは会いに来ました!」なんて言ってくれるんだもん。ズルいよ。

 

10代ラストのこの夏、きっと特別な思い入れがあるんじゃないかな?

 

「永遠にSexy Zone松島聡です」と言ってくれたこと、「We're Sexy Zone」と歌ってくれたこと。一生忘れません。もしかしたら、このコンサートは一度きりの人生をキラキラアイドル松島聡として生きていくという決意表明だったのかもしれないね。

きっと、グッズの制作、打ち合わせ、リハーサル。ずーっとライブのことについて考えていた夏だったと思います。10代ラストの夏をわたしたちにくれてありがとう。

 

わたしはこの記事を書き終えたら、聡くんの10代ラストの夏にちゃんとお別れしようと思います。

 

Mermaidの最後のフレーズ。

 

この季節 永遠にしよう So 絶対幸せにするから

 

この季節を永遠にする、絶対幸せにするからって約束してくれたから。わたしはその約束を守ってくれるって信じているからね。

 

聡くん、あなたが大好きです。あなたのことを愛しています。何回でも何十回でも言うよ、10代ラスト、19歳の夏をわたしたちにくれてありがとう! 

 

So What? YOLO!(だからなに?人生は一度きり!)

涙の水風船

 

STAGEツアーから1ヶ月後、聡くんとマリちゃんが「ライブトーク」をテーマに話してくれたこと。テキストを読んだあとこんな幸せな気持ちになるのは初めてだったし、その感覚は消えていくどころか、むしろ濃くはっきりとしたものになっていて。

発売されてからだいぶ時間が経ってしまったけど、この気持ちを忘れないためにも書こうと思います。

 

聡くんが見せてくれた笑顔と涙 - 髪乱してもっとときめいて

 

聡くんの涙についてはこの記事でほとんど書いてしまったけど、こうして聡くんの口から聞けたことがものすごく嬉しかったです。言葉ひとつひとつからうれしい!たのしい!しあわせ!という気持ちがびしびしと伝わってきて。テキストを読みながら、嬉しそうにニコニコと話してくれる聡くんの顔が浮かぶなんて、はじめての経験だったかもしれません。

それくらい愛に溢れた暖かくて優しい場所だったからこそ、緊張の糸がぷつんと切れて涙を流すことができたんじゃないかな。

そんな今回のツアー、そのオーラスで流した涙のワケについて話してくれたこと。全文載せたいくらい大好きなのですが、特にわたしの好きな部分を抜粋したいと思います。

 

以下、ザテレビジョン6月9日号より。

 

「僕は泣き虫だけど、いつもは泣かない聡ちゃんも泣いてて。」

どんなときもシンメとして聡くんの隣にいてくれるマリちゃんが「いつもは泣かない」と言ってくれたこと。これはわたしの勝手な想像ですが、マリちゃんの言う"いつも"は、ファンの前だけに限らずどこでもそうなんじゃないかって思ってしまって。もしかしたら、メンバーの前でも笑顔でいることのほうが多かったのかもしれない。もしかしたら、メンバーの前でもあまり涙を流すことはなかったのかもしれない。そんな深読みをしてしまいました。

 

「みんなの前で泣いたのは、これで2回目。最初はデビューのときの握手会で。そこからは"泣かない"って決めてたの。でも、涙の水風船はパンパンになってたんだよね

「"泣かない"って決めてたの」という言葉のおかげで、これまで聡くんが堪えてきた涙の答え合わせが出来たような気がします。顔を歪ませて必死に堪えたり、顔を見せまいとぐいと後ろを向いたり。今まで泣かなかった訳でも、泣けなかった訳でもなく、ファンには見せないと決めてたからなんだなぁと。それをあのオーラスまでずっと貫き通してきたなんて、どこまで強くて完璧なアイドルなんだろう。

 

あと「涙の水風船はパンパンになってたんだよね」という言葉。うまく言えないけど聡くんのなかに、ちゃんと涙の水風船があったことに安心した自分がいて。ずっと笑顔でいてくれた聡くんはもう笑顔でいることしかできないんじゃないかって不安だったから。あれから一度も聞かなかった弱音をようやく聞けた気がして、ずっと心のどこかで引っかかっていたものが、すーっと消えていきました。

 

「泣きそうになったことはこれまでもあったよ。でも、悲しくてツラくて泣いたって思われるのは絶対嫌で。でも、オーラスのあの瞬間、いろんなことがフラッシュバックしちゃったんだ」

悲しくてツラくて泣いたって思われるのは絶対嫌だから、ファンの前では涙を見せないと決めていた聡くん。「絶対」と強調しているところに聡くんのプロ意識や、アイドルとしての覚悟みたいなのを感じてしまって。その「絶対」を守るために、どんなに悲しくてツラくても涙を堪えてきたんだなぁと思うと胸がぎゅっと痛くなりました。

 

「今、ステージに立ててることが本当にうれしくて。うれし泣きしちゃったよ。これからの可能性が見えた日だったから。これから俺ら5人でやっていけるんだって」

でも、あの日、聡くんが涙を流せたのは悲しくてツラかったからではなく、うれしかったからで。

「今、ステージに立ててることが本当にうれしくて」と言ってくれる聡くん。「今、この場所で歌えるなんて」と歌ってくれるマリちゃん。

ステージに立つことが大好きな聡くんとマリちゃんがこうしてファンに伝えてくれること。ステージに立てる今を大事にしてくれる聡くんとマリちゃんが大好きだよ。

 

 

聡くんが涙を見せてくれたことばかり切り取ってしまっていますが、まず前提としてあの愛がたくさん詰まったSTAGEという場所だったからこそ、聡くんが安心してうれしくて泣けたんだと思います。

 

そんな幸せいっぱいの時間を一緒に過ごせたことが幸せすぎて、聡くんがようやく涙を見せてくれたことが嬉しすぎて、今回のライブに入れたことが最高すぎて、わたしのすべても崩壊してたよ。

 

次、聡くんの涙が見れるのはいつなんだろう。

これはわたしの勝手な想像だけど、悲しくてツラい涙はこれからもファンの前では見せてくれない気がしていて。全部見せてほしいなんて言わないから、せめてメンバーの前では弱さも見せれたらいいなって思います。

傷口に塩を塗るような思いをしてまで人一倍頑張る聡くんはとても素敵だし、強がって頑張りすぎちゃう聡くんも大好きだけど、頑張り屋さんな聡くんがほっとできる場所があれば、それがSexy Zoneならば、わたしは安心して応援できるから。

 

どんなときも笑顔を見せてくれて、眩しいくらい明るくて、誰よりもまっすぐで、キラキラアイドルでいてくれる聡くんが大好きです。それは今も昔もずっと変わりません。

 

でも、溢れる感情を我慢することなく表に出して涙を零す聡くんは、どこか儚くて、とても綺麗でした。わたしの大好きな聡くんでした。

 

もし、またもう一度、ファンの前で聡くんの涙の水風船が割れるときがきたら、悲しい涙じゃなくてうれしい涙を流せたらいいなぁなんて思っています。

 

遅くなりましたがSTAGEツアーお疲れさまでした。次のSTAGE、たくさんの笑顔と愛に溢れる場所となりますように。

王子禁止と王子解禁

心が叫びたがってるんだ。を観てきました。

書きたいことは山ほどあるのですが、坂上拓実くんについて自分が感じたことを早く文字に起こしたくて。まだざっくりとしかまとまっていないけど、この気持ちを忘れないうちに、書こうと思います。

 

 

 

※ネタバレも含みます

 

 

 

 

健人くんが「王子様出ちゃってる!抑えて!隠して!」と言われるエピソードが好きなんですけど

坂上拓実くんは、100%中島健人ではなくて、その中間というか。

健人くんと重ねてしまうシーンもあれば、そうでないシーンもあって。勝利くんのドラマ、49の「僕であり、僕じゃない」という言葉がぴったりなのかなぁと思いました。

健人くんなら内緒にしておくであろうことも言っちゃうのが拓実くんらしくて、それもなんだかいい気がして。拓実くんが順ちゃんにかけてあげる言葉がとても素敵で。笑顔が優しくて少し切なくて胸がぎゅっとなって。

気付いたら、坂上拓実くんのことを好きになっていました。

 

映画のなかで、健人くんは坂上拓実として、拓実くんとして、拓ちゃんとして、そこにいました。

 

 

 

でも、最後のクライマックスシーン。

クラスメイトたちが作った王子様衣装に身を包んだ拓実くんが映った瞬間、ハッとしました。

 

それは坂上拓実ではなく、中島健人だったから。

 

びっくりするくらいきらきらしていて、とにかくかっこよくて、まさに王子様のようで。指先まで意識されたダンス、順ちゃんのことを優しく見つめる目、客席をまっすぐ見る凛々しい表情。

もう衝撃的でした。あぁ、これが健人くんだって、私が大好きな中島健人くんだって、そう思いました。

 

拓実くんが順ちゃんの手をとってエスコートしながら2人で踊りながら歌う「玉子の中にはなにがある」

順ちゃんと拓実くんの周りにだんだん人が集まってきてクラスメイト全員で歌う「心が叫びだす〜あなたの名前呼ぶよ」

 

歌ったり踊ったり、順ちゃんに跪く姿は王子様そのもので。王子様衣装に身を包んで、髪を耳にかけて髪型をばっちり決めている拓実くんは、私の知っている健人くんでした。

それまで普通の高校生だった拓実くんは、そこにはいませんでした。

 

王子様が拓実くんではなく健人くんであることに少し戸惑ったのですが、「ここはケンティでいてくれ」と監督からの指示があったと聞いて、腑に落ちたというか、すんなり受け止めることが出来ました。

 

あと、監督が言ってくれた「王子禁止と王子解禁の2つあります」という言葉、すごく大切にしたいなぁと思っていて。

 

ミュージカルシーンで、王子様として歌ったり踊ったりする拓実くんを見て、これは健人くんだって、思うと同時に、健人くんって凄いなって思ったんです。

拓実くんを通して、ありのままの自然体の着飾らない健人くんを見ることが出来たからこそ、いつも見ている健人くんのアイドルとしての覚悟や決意を改めて知れた気がして。

 

ケンティ!隠しきれてないよ!隠して!と心配になっちゃうこともかわいくて愛おしかったけど、こうして中島健人でいることを許される時間があることが、すごくうれしくて。

もちろん健人くんじゃない別の誰かを演じるのが大好きだけど、私が一番好きなのはアイドルの健人くんだから。健人くんがアイドルでいてくれていることも、そんな健人くんが好きな自分も、あのシーンによって肯定してもらえたような気がしました。それがとってもうれしかった。

 

王子を禁止されて普通の高校生として拓実くんを演じていた健人くんが、王子を解禁してケンティでいることを許されたあの時間は私のなかで特別でした。

 

「王子様出ちゃってるよ!抑えて!隠して!」って言われちゃう健人くんが好き。でも「ケンティでいてくれ」って言われる健人くんはもっと好き。

 

あなたに教えられた とても美しい この世界

この世界を抱きしめるよ

ぜんぶ まるごと 抱きしめるよ

 

坂上拓実くんが教えてくれた世界も、中島健人くんが教えてくれた世界も、ぜんぶまるごと抱きしめたい。

 

こんな素敵な作品に出会えたことにSTY!